大腸カメラによる検査

日本人の大腸がんが増えている

がんの中でも最近急増しているのが肺がんと大腸がんです。中でもここ数十年で急増しているのが「大腸がん」です。

男性のがん死因別では肺がん、胃がんに次いで第3位。女性の場合、乳がんや子宮がんが上位と思いがちですが、なんと第1位が「大腸がん」。
年間2万人以上の女性が大腸がんで亡くなっています。

一次予防と二次予防

食事の欧米化に伴い、野菜を中心とした伝統的な和食が減り動物性脂肪を多く摂る食生活が発がんに関与していることは明らかです。がんにならないような食事管理として、食物繊維の多い野菜をたっぷり摂ることや、ヨーグルトなどの乳酸菌も腸内環境改善に重要な役割を果たします。

また、二次予防として定期的な検診による早期発見が重要となります。大腸がんはゆっくりと進行するため、早期には自覚症状がほとんどありません。腹痛や明らかな血便といった進行がんの症状が出る前に、定期的な検診で早期発見をすることで、内視鏡的な切除法でがんを根治できることも可能な時代となっています。

苦痛が少なくより精度の高い内視鏡を提供しています

1. 鎮静剤・鎮痛剤の使用

血管につないだ点滴からボーっと眠くなる作用のある薬剤を投与することで、苦痛を軽減し楽に検査ができます。

2. 炭酸ガス送気装置の使用

腸管を広げて観察するためにカメラから送気をしますが、当院では一般的に使用されている空気ではなく、吸収が速やかな炭酸ガスを使用することにより、お腹の張りを軽減するように努めています。

3. 最新システムによる正確な内視鏡診断

当院はFUJIFILM社製LASEREO(レザリオ)です。シリーズ独自のBLI(Blue Laser Imaging)、LCI(Linked Color Imaging)といわれる画像強調観察を併用することで、通常の光では見つけにくかった腫瘍に特徴的な色調を拾い上げ、さらに腫瘍表面の微細な粘膜構造や血管構造を解析することで正確な診断をする工夫を行っています。

検査前から検査当日の流れ

1)大腸カメラを行う前には便をきれいにする必要があるため、外来診察後に予約を行い別日に施行します。

2)外来診察で緊急性のある血便や直腸肛門病変を疑う場合は、浣腸を行ったのち当日検査をする場合もあります。

STEP01
検査前日の昼食と夕食には検査食を摂っていただきます。前日の夜21時に下剤を服用してもらいます。

STEP02
当日は自宅で検査予定時間の数時間前から液体の下剤(モビプレップ®)を服用してもらいます。腸内の糞便をしっかり出し、きれいになり次第検査となります。

STEP03
血圧計や血中酸素濃度を測定する機器を装着したのち、点滴からボーっと眠くなる作用のある薬剤を投与します。麻酔が効いてきたら検査を始めていきます。

STEP04
肛門から挿入して、盲腸までの大腸を観察していきます。検査は15〜20分程度です(個人差があります)。もし病変が見つかれば、必要に応じて組織を採取する検査をしたり、ポリープが見つかった場合は条件に応じてその場で切除することもあります。

STEP05
検査終了後は鎮静剤の効果が薄れるまでベットで休んでいただき、その後に診察室で画像を見ながら結果説明を行います。

検査費用

検査項目 1割負担 3割負担
大腸内視鏡
(検査のみ)
2,500円前後 7,000円前後
大腸内視鏡
+病理組織検査
3,500円前後 10,000〜15,000円
大腸カメラ
大腸ポリープ切除
7,000円〜10,000円 20,000〜30,000円

※保険診療で検査にかかる金額が決められているため、どこの医療機関で検査を受けても費用には大きな違いはありません。

当院では、食道・胃・十二指腸、大腸の内視鏡検査を実施しています。
当院では、苦痛が少ない経鼻胃内視鏡および大腸内視鏡検査用機器を取り揃えております。
         
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